あすなろ歯科・矯正歯科

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歯を悪くしないための予防

「一生自分の歯で健康に過ごして頂きたい」と、あすなろ歯科では今ある歯を長持ちさせるために、予防歯科をとっても大切に考えています。この予防歯科は、歯周病、虫歯の検査などに基づき、歯科医師と歯科衛生士が連携を取り、お一人お一人に合った歯の定期健診、メンテナンス、クリーニングといった形で進めてまいります。

現在、歯が悪い方、当院で治療を終えられた方、現在歯が悪くない方も含めて歯を長持ちさせるために、定期健診メンテナンスはどなたでもお受けください。

当院の衛生士は専門知識と技術に加えて、常に練習と勉強を重ねており、とっても優しい、丁寧と大変好評を頂いております。どうぞ安心して受診されてください。

歯周病をケアしなければならない理由

日本人が歯を無くす一番の原因は歯周病、二番目は虫歯です。ゆっくりと進行する歯周病は40才を過ぎるとリスクは急速に高まってきます。

この歯周病は、歯の磨き残しによるプラークや歯垢からの細菌感染が原因です。プラークとは黄白色を帯びたヌルヌルで、わずか1mgの中に1億~の細菌が潜んでいます。放置すると硬いバイオフィルとなり、やがて歯石となって、強固で歯磨きでは取り除くことができなくなります。

そして、歯周病とは歯の周りの病気です。骨を溶かして歯が抜ける病気であるだけでなく、怖いのは悪玉菌の代表格ジンジバリス菌等の歯周病菌が、傷んだ歯周組織から血管を通り体内に入ることで全身の疾患に繋がることです。

 

こういった細菌は例えばうがい薬で殺菌をしても、それはのどに対するものであり、歯茎の下や歯垢の内部に潜む菌には効果はありません。また口の中に多く住んでいる善玉菌を死滅させることにもなります。むしろ歯磨き剤を使うよりも、唾液の殺菌力でしっかり歯磨きする事が最も効果的とされているくらいです。

ですから歯茎の下の見えない部分や、強固な歯石などには専門的な技術ケアが必要になります。

プラークやこびり付いた強固な歯石。衛生士が丁寧に除去します。

定期健診メンテナンス

歯垢、歯石は3ヶ月で誰でも付いてきます。あすなろ歯科では、歯科衛生士が検査にもとづき歯周病メンテナンス、PMTC(歯の徹底クリーニング)、歯石除去、歯磨きチェック、歯磨き指導、フッ素塗布等を行います。 これらを患者さんの状況、症状に合わせて3~4ヶ月に一度の定期検診を推奨しています。
定期健診で、虫歯や歯周病が見つかった場合、初期段階で治療ができることで、歯へのダメージは最小限にとどまります。 もし、虫歯や歯周病になってから治療することに比べれば結局、費用や手間はかなり少なくすることができます。定期健診は、保険適用で当院では3000円程度で行っています。(健康保険3割負担の場合)

PMTC

たとえばドクター(私)自身がどんなに丁寧にブラッシングをしても、歯と歯の間など細かい部分などが磨ききれず、歯全体の20%以上の磨き残しはあると衛生士に言われています。
PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)は、歯科衛生士が専用の器具を用いて行う歯の徹底クリーニングです。歯周病の程度が低ければ、歯垢・歯石の徹底除去を行い、衛生状態を回復させることで歯周病による腫れや傷み、出血などを防いで歯と歯茎をよい状態に復活させ、保つことができます。

ブラッシング指導

自己流のブラッシングでは、磨き残しがどうしてもあり、プラークは取り切れません。歯ブラシの持ち方、角度などの基本的な指導から、患者さん固有のプラークの着き方に対する清掃方などを指導していきます。
回数を重ねることで、徐々に正しいブラッシング法を身に付けることができ、普段からキレイな歯を保つことができるようになります。ご自分に合った正しいブラッシング法を是非身につけられてください。

フッ素塗布

フッ素塗布により、歯ブラシで落としきれなかった歯垢中に潜んでいる虫歯菌の働きを弱め、酸が作られるのを抑えたり、歯から溶け出したカルシウムやリンを再沈着させ、強い歯を作ってくれる働きがあります。 お子様の歯には特に効果的で強い歯がつくれますが、初期虫歯や大人の歯の治癒にもフッ素は効果的です。
ただし、フッ素の定着には長い時間、口の中にとどまっていることが必要になります。歯科用のフッ素は強い定着性があり即効性がありますが、一般の歯みがき剤のフッ素では軽いうがい程度に留めなければなかなか効果がないのでご注意ください。
当院では特殊なフッ素歯磨き剤も販売していますのでお問い合わせください。